取扱説明
1. 検査前の準備
- 検査に取りかかる前に検査キットが室温になるように30分くらい室内に置いてください。
- 溶液ボトルのふた(白色)を開けてください。
- 溶液カプセルの上部を切り取り、溶液を検体溶液ボトルに注入し検体溶液ボトルのふた(白色)を閉じてください。
2. 検体採取方法
1.1 鼻咽頭での採取方法
- 検体採取用スワブを鼻の底に沿って、鼻咽頭の奥の壁に達するまで鼻孔に差し込んでください。
- スワブを静かに回し、そのまま10~15秒間置きます。
- 鼻咽頭からスワブを慎重に引き出します。
- 検体溶液ボトルのふた(白色)を取り、スワブの先を検査溶液ボトルの溶液に浸け、5回程かき混ぜてください。
- そのまま1分ほど置き、スワブの軸を折り、紫色のふたをしっかりと閉めてください。
1.2 口腔咽頭での採取方法
(注意:この採取方法を行う場合、検査を行う1時間以上飲み物を控えてください。)
- 舌を指で押さえ、検体採取用スワブを喉の後ろに差し込み、扁桃腺領域の周り(舌の付け根あたり)で回してください。同じことを3~5回繰り返します。
- スワブを慎重に取り出してください。
- 検体溶液ボトルのふたを取り、スワブの先を検査溶液ボトルの溶液に浸け、5回程かき混ぜてください。
- そのまま1分ほど置き、スワブの軸を折り、紫色のふたをしっかりと閉めてください。
*検体採取の方法については、鼻腔スワッブによっても、口腔咽頭スワブのどちらでもかまいません。
3. 検査方法
- 検体溶液ボトルの紫色のふたの先を取ると、スポイトになっていますので、抗原検出カセットのサンプル皿の上でボトルを逆さにし、やさしくボトルの側面を押し、3~4滴サンプル皿に検査液を落とします。
-
10~20分おいて結果を見ます。
- 検査結果が20分を超えても出ない場合は無効です。
4. 結果の判定
- 陽性:[C]と[T] の両方に判定ラインが現れる。
- 陰性:[C] だけに判定ラインが現れる。([T] にはラインが出ない。)
- 無効:-[C] にラインが現れない場合は、[T]にラインが現れても現れなくても、判定結果は無効です。